ただの読書記録

1日1冊を目標に、本の内容と感想を記録します。

34冊目「消費は0.2秒で起こる」

こんばんは。

 

今受講しているセミナーの課題図書となったので、課題の消化ついでに本日の記録とします。

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 儲けるためには「脳の法則」を知り、誰よりも上手に使うこと。

 うまくいく人の脳は必ず「快」(わくわくしている状態)になっている。一方で儲からない社長は売れないセールスマンはネガティブなイメージばかりを持って、「不快」な感情を抱いている。

 購買を決めるのは脳の扁桃核。この扁桃核はあらゆる感情の生みの親となっており、扁桃核が「快」にならなければ、欲しいという感情が起こらず、「買う」という行動に繋がらない。どんなにいい商品やサービスでも、消費者をわくわくさせる何かがなければヒット商品とはならない。

 お客様に購買行動を起こしてもらうには、①イメージ、②感情、③思考の3つをうまく活用して、脳をへの仕掛けを行うとよい。3つのどれかが否定的だと、購買をためらってしまう。そして最も手ごわいのが消費者の感情。消費者の脳を「快」にすることが大切。そのためには、「不快にするような言葉、動作、表情は絶対に発しない」こと。

 消費者は、商品に「おや?」と興味を持ち、「ふむふむ」と分析したのち、「なるほど!」と購入を決める。まずは、「おや?」という感情を刺激しなければならない。

 また、消費者には様々なタイプがいる。そのタイプに応じて作戦を変えることも大切。消費者の心をつかむには、消費者が期待するような未来やビジョンを示し、あなたもそこへ行けるというストーリーが大事になってくる。その他、商品におまけをつける、本命を売るための撒き餌商品を撒くなども有効。

 人間も社会もイメージした通りの現実になる。決断こそが脳への条件付けとなるため、経営者はまず、なりたい未来を決めることが求められる。そして、グランドデザイン(全体構想)をつくって、戦略(長期計画、数値目標など)、戦術(商品開発、マーケティングなど)に落とし込んでいく。

 これからの時代の勝利者になるには、新しい変化を取り入れながら、魂レベルでお客様を喜ばせること、新しい時代の変化を受け入れながら、本質的な部分を深めていくこと。

 

[感想]

 モノを売る仕事をしていないので、新鮮な内容でした。売れるモノを作るのも簡単ではないということですね。モノを売るには脳に訴えかけ、脳を「快」の状態、わくわくさせるような何かが必要。いくらいいモノを作ってもダメ。