ただの読書記録

1日1冊を目標に、本の内容と感想を記録します。

2冊目「読書する人だけがたどり着ける場所」

ブログ2日目。

今日は斎藤孝さんの「読書する人だけがたどり着ける場所」です。

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  ある調査機関が大学生の読書時間を調べたところ、53.1%が1日の読書時間が0分という結果が得られた。今の時代、ネットで情報が溢れているため、本を読む必要がないということ。確かに一理あるが、ネットで文章を読むことと、本で文章を読むことは別物。本を読むことでしか「深さ」を身につけることはできない。

 深さにも色々ある。思考力、知識、人格、人生など。深さがあるほど、人は魅力的に、人生は豊かになる。

 それぞれの深さを身につけるための本の読み方がある。例えば、知識。同じテーマの本を5冊も読めば、知識が繋がり、深さを得られる。また、本屋で出合い頭で本を手に取って読んでみれば、新しい知識が開かれるかもしれない。

 本のすべてを理解できなくても、何か1つでも新しい発見があれば本を読むことに意味がある。難しい本だけでなく、物語や漫画などでも構わない。物語を読めば映像化する力が身につくし、小説→漫画→映画など同じ作品を違った媒体で見れば、それぞれに感じるものもあるはず。

 読書は「体験」である。ネットやSNSも情報を得るには素晴らしいツール。それらを活用しながら、本を読む素晴らしさを知ってほしい。

 

 振り返ってみると、私も大学生のころはあまり読んでなかったように思います。ラノベか研究論文か。一応読んでいたので0ではなかったですね。社会人になってから、もっと教養が必要だなと思い、ビジネス本を中心に読み始めました。

 本の中で、思考力・知識・人格・人生、それぞれを深める本を紹介してくれていますが、ほぼ読んだことがないものでした。私はまだまだ浅い人間のようです。いずれ読んでみたいと思います。