ただの読書記録

1日1冊を目標に、本の内容と感想を記録します。

36冊目「SDGs入門」

おはようございます。

 

今日は朝読書しました。

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 SDGsとは、2015年に国連総会で採択された「持続可能な開発目標」。17のゴールと169のターゲットから成る、2030年に向けた全世界共通の持続可能な成長戦略である。

 SDGsの達成には企業の役割が非常に大きい。各企業は自分ごととして捉え、積極的に行動することが求められる。SDGsは企業にとってもメリットのある話だ。大きく3つの魅力がある。①新規事業開発や既存事業の拡大、②人材獲得、③コミュニケーションツールとして有効。また、取り組むにあたってとくにデメリットがないことも企業にとってはプラス。

 SDGsに取り組むには、まずは内容をよく理解すること。そして、優先課題を決定し、目標を設定し、経営に統合する。ただ、必ずしもこの手順に従う必要はなく、各企業にあったやり方で進めるのがよい。それには会社の経営理念を確認しておくことが大切。トップダウンで組織として動くことも大事だが、一人一人が「こんなふうに貢献したい」と意欲的に個人の生活レベルで小さなことから取り組んでいくことも必要。

 とくに日本で関心が高いテーマは、女性の活躍、教育・職業訓練、健康、安全、エネルギー、森林・生態系の保護、科学技術・イノベーションの創出。目標のすべてをカバーする必要はなく、今持っている資産を十分に生かした「大胆かつ革新的な」取り組みを考えてみるとよい。

 

[感想]

 SDGs、よく聞くようになりました。私の会社でも「SDGsのこの目標に対して、こんな取り組みをしている」というアピールをしていますね。女性の技術者を積極採用、産休・育休の積極的活用で雇用を継続などは進んできたように思います。私が個人レベルで意識的に実施しているのは、ムダをなくして、ごみを減らすくらいですね。これが地球のために役立っているといいのですが。