ただの読書記録

1日1冊を目標に、本の内容と感想を記録します。

4冊目「学び効率が最大化するインプット大全」

こんばんは。

 

今日は昨日の「アウトプット大全」の続編となる「インプット大全」です。

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 インプットは「量」より「質」が大切。アウトプット前提でインプットを行うと心にプレッシャーがかかり、適度な緊張感が得られるため、集中力が高まり、記憶力・思考力・判断力が向上する。セミナーや講義を最前列で聞いたり、一対一で対話したりすることも効果が高い。インプットしながらメモを取るのは効果的だが、要点や大事な点のみに留めること。メモを取ることよりも講師を見て、非言語情報をとるほうがよい。

 学びにはステップがある。いきなり高額なセミナーを受けるよりは、本を読むことから始め、動画・音声を見る・聞く、セミナーを受ける、直接学ぶ、といった段階を踏むとよい。

 情報はニュートラルに収集すること。成功者や失敗者、家族など色々な視点から情報を集め、メリット・デメリットを整理する。

 読書の目的には、「学び」のほかに、「問題」や「悩み」の解決がある。世の中の悩みの95%以上は本の中に解決策がある。悩みやストレスを抱えていたら、本から解決法や対処法を調べることができる。

 ストレス解消には、小説を読むのもよい。小説を読むことにより、脳が活性化し、共感力や創造性が育ち、また物語を疑似体験できる。

 集中力を高めるために音楽を聴くというのは状況次第。作業中や運動中はプラスに働くが、勉強中や読書中はマイナスに影響する。勉強前はテンポの速い曲を聴いて、勉強中は静かにすることに集中力は上がる。スマホの扱いにも注意が必要。1日1時間以内の使用が理想。長時間の使用は集中力を低下させ、仕事の効率や学力の低下の原因となり得る。仕事の効率を上げるためには、適度な休憩、昼休みの散歩、作業場を変えるなどするとよい。

 一日の中で脳のゴールデンタイムと言われるのが、起きてから2~3時間と寝る前15分。朝のゴールデンタイムを有効活用するには、朝のニュースを見るのはNG。朝にニュースを見ると、雑多な情報が脳に入り、ゴールデンタイムが破壊される。寝る前の15分は記憶に最適。インプット後は何もせずに寝ることで脳に定着する。

 今のインプットの効果は10年後に実感できる。10年後のなりたい自分に備えて何をインプットすべきかを考える。

 

[感想]

 アウトプット大全に続いて、なかなか学び多い一冊でした。朝のニュースが仕事に悪影響を与えていたというのは衝撃でした。在宅勤務になって、余裕ができた朝はニュースをがっつり見てます。言われてみると確かに会社に行くよりも明らかに効率が落ちてますね。他の要因も大きいと思いますが。場所を変えるのがいいということですから、たまには会社にも行ったり、カフェで仕事したりするのも良さそうです。

 インプットを実感できるのは10年後。正直なところ、自分がどうなりたいのかよくわかりませんが、本を読み、アウトプットを継続する中で見つけていければと思います。