ただの読書記録

1日1冊を目標に、本の内容と感想を記録します。

12冊目「30代を無駄に生きるな」

こんばんは。

 

今日はこの本。この本はシリーズもので、「20代を無難に生きるな」という本もあります。私はすでに20代を無難に生きてしまったので、30代はと、この本を選びました。

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 人生の9割は30代で決まる。30代はさまざまな「選択」と「決断」を問われる、人生で一番分岐点の多い時期だ。起業・転職・結婚・出産・家の購入・・・。

 まず初めにすべきことは、いま立っている場所と本当に行きたい未来を明確にすること。そのために、いまの自分を棚卸しすること。何が好きで、何が嫌いか?何が得意で、何が不得意か?今後何をしたいのか?人生のゴールは?など、思いつく限り具体的に書き出してみるとよい。

 30代のうちに、足元を固め(信頼できる人を得る)、自分の強みを知っておくことが大切。周囲の意見に振り回されず、「自分ならどう思うか」という問題意識を持ち、「自分ならこうする」というはっきりとした意思を持つ。

 30代のうちから「安定」や「平凡」を求める必要はない。嫌なことから逃げてばかりでは、成長できない。体験したことのないことにチャレンジできる機会を手に掴もう。もっとも成長できる場面は「想像を超える未知との遭遇」だ。格上の人達が集まる場所に足を運んでみるのもいい。一流の世界に触れ、自分の目標とし、相手から学びを得るという姿勢で接することが大事だ。

 ビジネスマンが起業・副業を始めるのにもっとも適した年代が30代だ。まずは、本業と副業の兼業からスタートする。2つの仕事を持つことは決して楽しいことばかりではないが、40代以降は何かに縛られることが増え、柔軟に生きることが難しくなる。30代で稼ぐための土台をつくっておくことが大切。

 いつの時代も成功する人間は、必ずといっていいほど、本を読む習慣を持っている。本には必ず「学び」がある。最低月に1度は書店に足を運び、お気に入りの本を買う習慣を身につけるべき。

 30代という時間は非常に早く過ぎていく。30代を惰性ではなく、計画的に過ごすことが大事だ。30代は20代と違って少しずつ体力が衰えていく。だからこそ、趣味を持ったり、運動したり、好きなことをして、自分のための時間を有効に使うことを習慣づけるべき。休みのときまで、仕事に関連するような趣味は持つべきではなく、未来への投資に繋がるものであるとよいだろう。

 30代はまだ若いが、死に向かっていることも事実。時間を意識することが大切だ。自分のためだけではなく、大切な誰かのために生きる時間を持ち、「フォーユー精神」で喜ばれる人となり、他者を幸せにすることで、自身も幸せを感じることができる。

 

[感想]

  30代をどう生きるかを考えさせてくれる本でした。まさに今、自分が分岐点に立って、本当にどうしたいのかを悩んでいます。一度棚卸しをして、気持ちを整理してみるのもよさそうです。

 それにしても、どの本にも読書しろと書いてますね。これだけ言われているってことは本当にいいんでしょうね。