ただの読書記録

1日1冊を目標に、本の内容と感想を記録します。

15冊目「いまの会社、辞めようかなと思ったら準備しておく24のこと」

こんばんは。

 

会社辞めたいなと思うことが多くなったので、この本を読んでみました。

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 会社を辞めるor辞めない、起業するorしない、どういう選択をしてもやるべきことに大差なく、会社での知識や経験を活かして生きていくことになる。仕事が嫌で辞めたり、趣味を仕事にしたいと思って起業してもなかなかうまくはいかないものだ。会社を辞めたいと思っても、すぐに辞めるのではなく、会社を辞めても生き残れるための準備をしておくことが大切。

 会社でやっておくべきこととして、スキルを磨くこと、人脈を作ること、ファンを集めることが重要。スキルを身につけるには、難しい仕事を進んでやること、長時間働くこと。失敗しても構わない(会社に守られる)というのは会社員の大きな利点。あとは、お金の流れは理解できるようになっておくべき。

 プライベートでは、借金を返しておくこと、固定費を極限までへらしておくことが重要。会社を辞めると収入が不安定になってしまう可能性があるため。また、メンター(助言者)を見つけることも大切。そして、次の5つのスキルを身につけておくと、会社を辞めない場合でも十分に役立つ。①マーケティング、②コピーライティング、③パブリックスピーキング、④セールス、⑤言語。

 何かをしようとする時に立ちはだかるのは「迷い」。人は人生の優先順位が分かったときに、迷いがなくなり、素早く行動できる。この迷いをなくすために有効なのが「セルフリサーチ」。これは、頭の中身(欲しいもの、やりたいこと、やらなければならないこと、悩み、不安、ビジネスアイデアなど)を全部出しきって、ある法則に従って並び替える作業を指す。これにより完成した「To Doリスト」を2週間に1回更新、セルフリサーチを半年~1年に1回行うことで行動スピードを速めることができる。

 会社を辞めようと思ったら、辞めた後にどう生きたいのかを具体的に考えておくことだ。それによって、稼ぎ方も変わってくる。この人のようになりたいという人を見つけ、真似をして生きてみるのもいい。

 会社を辞める決断をするタイミングは人それぞれ。給料以上に稼げる自身がついたとき、起業資金が貯まったときなど。自分の能力を洗い出したとき、程度の差はあれ、多くのサラリーマンはすでに会社を辞める準備ができている。足りないのは「勇気」と「失敗しても進み続ける強い心」。準備ができていてもためらいがあるのであれば、会社を辞めるのをやめたほうがいい。真面目にサラリーマンを続けるのも悪い人生ではない。

 

[感想]

 準備項目24のうち、出来ていることも多いですが、業務でほとんど使わないマーケティングやセールスのスキルは自己啓発で学ぶしかないですね。本書にはCDで睡眠学習しろと書いてありますが。効果はあるんでしょうか。

 私の場合、起業してお金持ちになりたいわけではなく、会社を辞めても今の生活レベルが維持できればいいくらいの気持ちです。辞めるタイミングとしては、副業+不労所得の収入が本業を超えたときとなるでしょうか。そう難しくはないはず。大切なのは行動する「勇気」。本当にそうなのでしょうね。準備したけど辞められない、これまでの人生振り返るとそうなりそうな気もします。スキルではなく、気持ちの準備が必要ですね。