ただの読書記録

1日1冊を目標に、本の内容と感想を記録します。

18冊目「世界トップリーダー1000人が実践する時間術」

こんばんは。

 

今日は時間術について学びます。

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 「Time is Money=時は金なり」は一般的によく言われるが、トップリーダーたちは「Time is on my side=時間は常に私の見方だ」と考える。時間はお金よりも価値があり、トップリーダーたちは自分こそが時間を支配できると信じている。トップリーダーたちは非常に「タイムコンシャス(時間に対する意識が高い)」。彼らは1分を60秒、1日を1440分、人生を30000日と表現し、人生のゴールのために今この時間を何に使うかを考えている。

 彼らは無意味な時間を持たない。無駄な時間をなくすには、「時間を意識的に使う」というマインドセットが必要。今はなんのための時間なのかを常に意識し続けること。

 時間を味方につけるには、「自分の時間の価値」を知ることが大事。トップリーダーたちのように自分の時間に高い価値があることを知っていれば、必要な場面でお金で時間を買う(タクシーを使う、グリーン車やファーストクラスを使うなど)ことができるようになる。

 トップリーダーたちと同じように時間を有効に使うために必要なのは、将来の大きな目標、「ビジョンを持つ」こと。「より良い未来を創る」というような利他的な目標が自分自身のモチベーションを高めるだけでなく、人の心を強く動かす。30年、50年という長期的視野で「今」に取り組むことが大切。ゴールから今なにをすべきかを逆算し、シミュレートする。

 何も仕事をしない時間をつくることも大切。これはクリエイティブなシンキングタイムであり、リフレッシュタイムでもある。一旦仕事から離れて、情報を整理したり、本業とは関係ない本を読んだり、映画を見たりすることで、よいアイデアが浮かぶこともある。これが未来への「投資」となる。1日の始めに瞑想を習慣にするリーダーも多い。

 自分の時間への意識を変えるために、まずは出社したら一番にTo Doリストをチェックするとよい。項目を細分化しておくことで、仕事の抜けや漏れを防ぐとともに、完了した作業を消していくことで達成感を得ることができる。To Doリストは終業時に作っておき、始業時に見返し、修正する。

 作業をスピードアップさせて、時間の無駄をなくすには、自分の作業時間を把握し、何に時間がかかっているのか原因を突き止めること、決断力を付けること、すべての作業にあえて短い「締め切り」を設定し、時間内に完了すること、情報を記憶し、いつでも引き出せるようにしておくことなど。

 

[感想]

 正直なところ、私の人生では、1分1秒単位での時間マネジメントは必要ないかと思いますが、作業効率化の考えは参考になりました。To Doリストは終業時に作っておくのはすぐに実践したいと思います。無駄に思えるような会議もありますが、しっかり目的意識を持って参加し、無駄な時間にしないようにしたいです。トップリーダーたちも瞑想してるんですね。昨日の本で学んだマインドフルネスも続けてみます。