ただの読書記録

1日1冊を目標に、本の内容と感想を記録します。

17冊目「世界のエリートがやっている 最高の休息法」

こんばんは。

 

暑い日が続いていますが、今日も1冊読んでいきます。

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 脳は何もしなくても疲れる。脳は体重の2%ほどだが、身体の全消費エネルギーの20%を使用する。脳の消費エネルギーの内、60%-80%はデフォルト・モード・ネットワーク(DMN)という、脳が意識的な活動をしていない時に働くベース活動に使われる。脳を休ませるにはDMNの活動を抑える脳構造をつくっていく必要がある。

 脳を休ませるには、マインドフルネス(瞑想などを通じた脳の休息法の総称)が有効。脳は可塑性を持っており、マインドフルネスを継続することで、疲れにくい脳を手に入れることができる。

 脳のすべての疲れやストレスは、過去や未来から生まれる。すでに終わったことを気に病んだり、将来を不安に思ったりすることで、心が今ここにない状態が慢性化することで疲弊する。

 脳を変えるには習慣が第一。1日5分でも10分でもいいので、同じ場所・同じ時間にマインドフルネスを行うことが大事。

 疲労とは「疲労感」という脳現象。この疲労感を防ぐには、食事(カロリー制限、水分補給も大事。肥満はNG。)、運動(週に3~5回)が効果的。その他、オン/オフの切り替え、自然に触れる、美に触れる、没頭できるものを持つ、故郷を訪れること。

 人間の幸せの48%は遺伝子で規定される。10%は財産や社会的地位に影響を受けるため、それらを除いた42%が自分でどうにかできる幸福。幸福度を高める重要な因子が「感謝」。感謝の気持ちは、脳を疲弊させる怒り・恐怖・嫉妬などのネガティブな感情を溶かしてくれる。

 まずは、5日間シンプル休息法を試してみよう。

 

[感想]

 休日に一日だらっと過ごしても疲労感があるのは、脳が疲れているからなんですね。何もしなくても疲労するというのは厄介なことです。5日間休息法の中で毎日やるべきこととして、日光を浴びる・自然に触れる・温かいお風呂に入る・ストレッチなどのゆるやかな運動をする・デジタルデバイスに触れないとありますが、現状どれもできていないですね。休暇を取って一度脳をリフレッシュさせたいものです。とりあえずは簡単な瞑想から始めたいと思います。