ただの読書記録

1日1冊を目標に、本の内容と感想を記録します。

31冊目「1%の努力」

こんばんは。

 

今日は2ちゃんねるで有名なひろゆき氏の著書です。

f:id:kase15:20200825155321j:plain

 「99%の努力と1%のひらめき」というのは、発明家エジソンの有名な言葉だが、この真意を多くの人は誤解している。正しくは「1%のひらめきがなければ、99%の努力はムダになる」ということだ。「努力すれば道が開ける」という耳障りのいい言葉だけが広がると不幸な人を増やしかねないので、あまりよくない。この本はそういう思いで企画した。

 人生は幸せの総量を増やすことを目標にすればいい。いくら人間が頑張っても、大陸の形を変えるようなことはできない。そのため「人類の努力は、ほぼ無意味だ」と考えている。努力をすることで結果が変化することは事実だが、環境や遺伝が大きく絡んでくる。人生のスタート地点での違いを努力して埋めようとするのは相当難しい。「それでも変えられる部分」を考えるべき。著者の経験から7つのエピソード(「前提条件」「優先順位」「ニーズと価値」「ポジション」「努力」「パターン化」「余生」)について語る。

 例えば、「優先順位」。まずは何が自分にとって一番大事かを考えること。そして「修復可能か?」という判断軸に従う。大事なことが「睡眠」だとしたら、何が何でも睡眠はとる。「大学を卒業すること」であれば、テストでいい点数を取るのに必要な時間を俯瞰して考え、1日でいいなら、前日以外は好きに遊べばいい。サラリーマンなら退職まで働いて、退職金と年金で暮らすよりも、人生のゴールと自分のやりたくないことをはっきりさせて、毎日を楽しく暮らすのもいいかもしれない。自分にとって大事なことは自分で決めるべき。

 「1%の努力」の本質。努力とは一つの才能。努力できる才能がなければ、ごく一部の才能を持った人に正攻法で勝つことは難しい。だから、自分にとって頑張らなくても結果が出る場所に行ったほうが絶対にうまくいく。

 

[感想]

 「自分にとっての1%の努力とは何か。自分の能力や機能を、どこのポジションに持っていけば人生ラクになるのか。」

 人生ラクに生きたいと常々思っていますが、どうすればいいんでしょうね。今の在宅勤務が続くなら、仕事はさっさと終わらせて、余った時間を自由に過ごすというのはありかもしれません。自分に合った副業を探して、お金を貯めて、辞める、、、当面の目標はここですね。